なかのアクション・保養プロジェクト
『報告会&写真展』 実施報告

なかのアクション・保養プロジェクト
報告会『原発事故から2年半 福島の子どもたちは今』 終了

他地域からも含め多くのご来場、ありがとうございました。
100名を超える方々に映画・お話し・シンポジュウム・写真展にご参加いただきました。

3.11後に福島へ入り映画を制作された渡辺氏は、事前にお会いした際、フランス・ドイツで放映し高評価を受けたにもかかわらず、日本ではテレビ放映が叶わないと話されていました。今回小さい会場ではありますが、多くの方の目に触れることができ良かったと思います。
フクシマで暮らす普通の人々を淡々と撮っている映像からはたくさんのことが見え・感じ、自分にあてはめたり、自分に何ができるかなど複雑な感情に包まれてしまいました。観客の多くが、終了後に大きなため息をついていました。

2年半経ったというのに今も変わらず外部被ばく・内部被ばくに晒されている子どもたちについては、いくらそれぞれの家庭で親が心配しても限界があります。もっと大きな取組みで子どもたちを守ることができないか、と考えさせられます。

4地域の保養キャンプはどこもそれぞれのスタイルがあり行われていることを具体的に知ることができました。他地域でもキャンプをやっているらしいと知ってはいても、こうして集まり情報交換をしたり話し合う機会はなかったので、大変有意義なシンポジウムとなりました。ネットワークの重要性も感じました。

ご来場された皆さまもきっと何かしら持ち帰ることのできた2日間だったと思います。
ありがとうございました。

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なかのアクション・保養プロジェクト
  『報告会&写真展』のお知らせ

ご好評いただきました昨年の「報告会&写真展」に引き続き、今年も準備いたしました。
今回は中野だけではなく、杉並・世田谷・練馬という近場でそれぞれ福島の子どもたちの保養キャンプを実施している4団体主催による報告会となります。

◆10月11日(金)~12日(土)
中野ゼロホール 西館美術ギャラリー2階
11日 14:00~17:00
12日  9:30~17:00
<保養キャンプ写真展同時開催>

◇ドキュメンタリー映画「フクシマ後の世界」
 監督:渡辺謙一 フランス在住の日本人ジャーナリスト
 フランス・ドイツで放送。日本初公開!
◇「フクシマの子どもたちの現状」
 佐原真紀(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)
◇シンポジウム「なぜ保養が必要なのか」
 4団体の保養キャンプ経験から、これからを考えるシンポジウム

盛りだくさんで充実した企画です。
ぜひお立ち寄りください。